安全への取り組み
安全・環境・品質
重大事故・災害ゼロを重点目標として活動しています。過去に発生した事故や災害の要因を多角的に分析し、現場のあらゆる不安全の撲滅を目指しています。
方針
- 安全の確保は、事業活動の大前提
- 事故および労災はゼロ目標
- 社会からの信頼の獲得
安全確保は、経営トップの基本方針が左右します。社長の「『安全の確保は当社事業の全ての活動の原点である』との企業理念に基づき、『あらゆる災害を絶滅する』ことを宣言する。」との安全決意表明を現場に掲示し、社員および協力会社一体での労働災害の防止を展開し、ゼロ災を目指します。
システム
安全標準
当社の社員が様々な現場でレベル差のない安全管理が出来る様、社内データベース(グループウェア)に各種安全規程を「安全標準」としてまとめています。法改正に呼応し、また、現場の意見を反映しながら常に見直しを加え現状に即したものにしています。
ツール
安全環境掲示板の活用による社内コミュニケーションの展開
労働災害・法令改正・日常のRC活動等の状況の「可視化」を行い、環境・安全業務全般への取り組みに対する社内コミュニケーションの強化を推進してまいりました。
リスクアセスメント
工事のリスクアセスメント(RA)を着実に実施。RAで得られたリスクの低減対策の確実な実施と三現主義(現場・現物・現実)に基づく工事SA(セーフティアセスメント)、現地KYにより、作業の安全確保に努めています。
作業安全ダイジェスト
厳守すべき法や当社としての上乗せルールを、誰でも理解できるよう図等を多用しています。
安全講演会
社員の安全意識向上や最新知識習得を目的に、毎年1回講演会を実施しています。
近年は外部講師として安全リスク管理の専門家や大手ゼネコンの安全部門責任者を招き、「ヒューマンエラーへの対応策」「大手ゼネコンの安全管理手法」をテーマに開催しました。
また熱中症の防止については、最新の情報と社内発生状況を分析した「熱中症ガイドライン」を毎年更新し、発生時期に先駆けて春先より周知徹底を図っています。
事例
労働災害ゼロを目指して、現場現物で確認し、残存する不安全を発掘して未然に改善を図っていくために、安全施工サイクルの充実を図っています。
パフォーマンスデータ
死亡労災は10年以上発生ゼロを継続しておりますが、2021年度は休業度数率が1.08となり当社の安全目標である「休業度数率0.3以下」を大きく上回る結果となりました。
これからも「あらゆる災害を撲滅する」ことを目指し、リスクアセスメント・KY(危険予知)活動等にて現存する不安全状態を未然に発掘し、協力会社を含めた全ての工事関係者が一体となって改善していく活動を推進してまいります。